韓国E-2ビザ申請方法📝
韓国へのE-2ビザ申請方法について
こんにちは。韓国在住のウユです。
今回は、私が韓国に来る際に申請した、
E-2ビザ(会話指導ビザ)の申請方法についてお話しようと思います。
E-2ビザは括弧書きのとおり、
韓国で日本語講師として会話指導をする際に必要なビザになります。
私自身、海外でワーキングビザを取得するのは初めてで、
しかもコロナの時期でかなり手こずったので、
今後E-2ビザ取得を考えている方の参考に少しでもなればと思います。
E-2ビザ取得までの流れ
まず、E-2ビザ取得までの大まか流れです。
就職先が決まってからビザ取得までは、約1ヵ月かかります。
私は、必要書類を集めるのに結構時間がかかったのと、
コロナの時期ということもあり、約1ヵ月半かかりました…
必要書類について
では順番に流れを紹介していこうと思います。
まず就職が決まると、学校から必要書類を郵送するよう頼まれます。
私が頼まれた提出書類は以下でした。
多少学校によって違いはでてくると思うので、
学校に言われた通りに準備すれば問題ないと思います。
- サインした契約書:学校から送られてきた契約書に直筆でサインしたもの
- 大学の卒業証明書(アポスティーユ必須):通っていた大学に発行してもらった英文のもの。ここらへんは大学によってさまざまですが、私は1枚300円の発行手数料がかかったので、金額分の切手を購入し証明書発行申請書と一緒に学校に郵送し、約3,4日で受け取ることができました。
- 犯罪事実証明書(アポスティーユ必須):住民登録のある県警本部で申請。これも県警によって違うと思いますが、使用用途について聞かれたり、私は会社との契約を証明するものを見せる必要があり、指紋もとられました。発行手数料は450円かかり、1週間後に発給されたので再び受け取りに行きました。封筒で発給されますが、原則開けるのは禁止されてます。(開けた場合は効力がなくなります)
- パスポートのコピー:顔写真ページをコピーしたもの
- 顔写真2枚:3.5cm×4.5cm/カラー/3ヵ月以内に撮影したもの
- 自己健康証明書:学校から送られてきた書式をもとに記入したもの
- 履歴書:応募する際に送付した履歴書
アポスティーユ申請について
ここでもっとも時間がかかったのは、
卒業証明書&犯罪事実証明書に必要なアポスティーユ申請です。
今回ビザ申請をする際に初めて”アポスティーユ”というものの存在を知りました。
結局いまだに詳しい意味はわかってないんですが、
どうやら発行してもらった書類を、『これらは本物ですよ!』ということを外務省に証明してもらうものだそうです。
他の国ではそこまで厳重じゃないところもありますが、
韓国のビザ申請では現在必須になっています。
犯罪事実証明書は国が発行した公文書なので、
受け取ったらそのまま外務省にアポスティーユ申請できます◎
しかし、私立大学の卒業証明書は国から発行されたものではなく私文書なので、
アポスティーユ申請する前に、公証人の認証をもらい公文書にする必要があります。
(国立大学の卒業証明書の場合、国が発行したものなので必要ないそうです。)
私も私立大卒業なので、ここの手続きがかなりひと手間でした。
では、私立大卒業証明書のアポスティーユ申請までの流れです👇
公証人役場で公証人の認証をもらう際は、
自分で英文の証明書を作る必要があります。
とくに決まった形式はなくネットで探したらいろんなお手本がでてくるので、
それをもとに作成するのでOKです。
私は何もしらずに卒業証明書だけを持っていっていたので、
『お家で証明書を作成してきてください』と一回追い出され、
しかも公証人役場はいろんな認証をしているところなので
基本忙しく予約が必要でした。
証明書作成&予約をして数日後に改めて行ったので、
この時点で3日くらいロスしました😂😂
公証人役場での認証手続き自体はその場ですぐやってもらえるので、
実際15分くらいで終わりました。
でもこの手続きがめちゃめちゃ高くて、11,200円 かかりました💥
そしてその足でそのまま法務局へ公証人押印証明をもらいに行きましたが、
すいてたので10分くらいでもらうことができました。
公文書にしてもらい、
やっとアポスティーユ申請をする書類がそろったところで、
書類一式と申請書を同封して外務省に郵送します。
申請書は外務省HPからダウンロード可能です。
私はだいたい1週間もかからないうちに、
アポスティーユが完了した書類が戻ってきました。
正直もうここまでくると、ややこしすぎて自分でも何やってるか全くわからなかったです😅(笑)
実際これらの手続きをお金を払ってエージェントにやってもらうこともできます!
そのくらい複雑な手続きなんですが、
私はそこにお金は払いたくなくて意地になってやってました。笑
必要書類準備後の流れ
全部書類がそろったところで、やっと現地の学校に郵送します!!
郵送方法は、一番早くて郵送状況が携帯で確認できるEMSがオススメです◎
だいたい3,4日くらいで学校に届いてました。
書類が無事届いた後は、それらの書類をもとに、
学校が『査証発給認定書/査証番号』を取得しに行ってくれるので数日待ちになります。
そして数日後に、学校から発給された査証番号がメールで送られてきました。
ここでやっと、査証番号を持って管轄内の韓国領事館へビザ申請に行きます!
ちなみに管轄内じゃないとダメです。
私の場合は隣の県に領事館があったのですが、
隣の県といっても新幹線+電車で3時間くらいかかったので軽く小旅行(笑)
このビザ申請の手続きも、いろいろと記入する書類があったので大変でした。
ネットであらかじめ書類のダウンロードもできるみたいなので、
行く前にできる範囲で記入していったほうがいいかもしれません!
ちなみパスポートの返却は郵送でも可能です。
私はもちろん往復6時間かけてまた来るつもりはなかったので、
申請の際にレターパックを一緒に渡しました。
そして、申請後10日程でビザ発給の証明書とパスポートが届き無事終了しました😭
またビザの発給状況は、インターネットで随時確認できます◎
ビザ申請にかかった総額
では最後に、
今回ビザ申請をする上でかかった総額の費用について説明します。
おおまかな費用はどこで申請する場合も似てくると思いますが、
証明書などの発行手数料は地域などによっても違うので、
このくらいかかるんだなと参考程度にしてください!
◎大学卒業証明書:発行手数料(2枚分) ¥600
郵送料+送料分切手 ¥880
◎犯罪事実証明書:発行手数料 ¥450
◎顔写真 ¥700
◎アポスティーユ申請:公証人認証 ¥11,200
◎学校への必要書類EMS郵送料 ¥1,400
◎パスポート返却用レターパックプラス ¥520
=¥15,750 +領事館往復交通費
が今回かかった総額です。
私は領事館への交通費が、
往復(新幹線+電車代)¥15,000ほどかかったので
本当の総額でかかった金額は、3万円になりました。
必要書類の準備についてはおもに公証人認証が高いので、
ほかはそれぞれの手数料でちょっとずつってかんじですが、
これらは学校から負担してもらえるものでもないので、
ほかの渡航準備にもいろいろお金がかかる中の高額な出費はキツイですよね😂
さて今回はE-2ビザ申請の一連の流れについてご紹介しましたが、
ここまでややこしいとは思ってなかったので、
出国する前にかなり労力を使いました!!
結果的に無事ビザが発給されたので良かったですが、
出国時期があらかじめ決まってる方はとくに、
余裕を持ってビザの準備することをオススメします🙌